社会分析脳を訓練する実践読書ブログ

勉強会の開催、参加・ビジネス書や人文書の読書を通じて、将来を見通す能力「社会分析脳」を鍛えていくブログです。

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8月3日 学芸大学にて朗読します! 

2008.07.31 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

というわけで3日はボランティアもありますが
終わったらわたしもライブをします。

遠藤ミチロウさんとも対バンした、
奥さんになりたい女性No1・六九狂ヴィヴィアンさんの主催するイベント、
六九狂オープンマイクにて朗読します
六九狂ヴィヴィアンさんのBLOG、『JET LAND PORCA』にて詳細などでると思います。

The Beat Generationの佐伯憲陽さんや、どぶねずみ男さんなど
とてもとてもほかでは見れないオープンマイクイベントならではの組み合わせがみられます
是非お越しください。

----------
場所:アジアンカフェ(東急東横線 学芸大学駅徒歩3分)
Tel:03-3712-9993
東京都目黒区鷹番3-7-4 レッドイン丸花2F
Fee:500円と1ドリンク
開場19:00 開演19:20
----------

▲ヴィヴィアンオープニングパフォーマンス
1.ハシヅメツトム
2.ぐっさん☆(朗読)
3.稼農慧
4.十条フォークジャンボリー
▲絵心ゲスト:リタ・ジェイさん朗読

10分休憩
▲ゲストun-sight-colors(20:40-21:00予定)
5.三橋隆介(鍵盤弾き語り)
6.どぶねずみ男(朗読)
7.高哲典
8.足立クラシック

10分休憩

9.深野雅史(22時~)
10.松島英生
11.佐伯憲陽(朗読)
12.熊倉功二+?

ゲスト賞発表
ヴィヴィアンクロージングパフォーマンス
(時間によってはあいさつのみ)
終了(23時予定)
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テーマ : LIVE、イベント - ジャンル : 音楽

タグ : 朗読 告知 イベント

モリマサ公の「日曜は父親と遊園地に行こう」を読んで 

2008.07.29 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

日曜は父親と遊園地に行こう モリマサ公

 高田馬場のBen's Cafeで著者で元スノーボーダーで一児の母でもある、モリマサ公に会いました。僕のにテーマがあるのかと聞かれ、僕は凄く考えてたあとで、ない、と答えました。多分僕のは拡散しているという話をしました。

 モリマサ公は、あっさりと自分ののテーマは家族だといいました。僕は、そういわれることを知っていたのだけど、それを避けていました。なぜなら、モリマサ公の集、『日曜は父親と遊園地に行こう』(集の一部は現代詩フォーラムで読めます)で語られていることは、家族関係でしばられるものではないからでした。
 
 たしかに、この詩集であらわれる家族を示す関係の言葉は多いのです。そして、家族の関係が危険にさらされる状況も多いのです。
 家族関係のボキャブラリーを取り上げると、父、母、兄、弟、妹、生後四ヶ月の娘、父親の再婚した人(アジア系)、義父、おじいさん、おばあさん。詩集の中には、娘を入れる保育所を探すこと、父親の再婚を題材にしたものがあります。父親との近親相姦まがいの関係を想像させる詩も少なくとも二つあります。

続きを読む »



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テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

タグ : 書評

松本タタ『現代人類事情・4』を読みました 

2008.07.23 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

現代人類事情4
 つくりがニュース番組のような詩集でした。

 一番最初が太平洋戦争中の日本の愛国少年を皮肉った『絵日記'45(SIDE A)』。
 多分のぞき、少年犯罪、愛国心環境と続いていくのだけど、最後から二つ目にアメリカの愛国少年を皮肉った『絵日記'45(SIDE B)』で輪を閉じていること。
 そして、「人びとは密かに/計画的なカタルシスをもくろんで/それぞれの夜を過ごしながら/今宵最後の一曲を待っている」(『Radio』)と最後に主題歌を忘れないこと。

 この詩集にはスポーツの時間はありません。ただ、言葉の作り方に強い運動神経があるのです。例えば、子供たちを扱った『未来鳥』
子猫をなでる手と
物をくすねるその手に
べつだん違いなんてない
利き手というだけのことなのだ

心の闇などどこにもない
一人の人間を絶望まで追い込む
そのやり方を見つけてしまい
愉快でたまらぬだけなのだ


 子供たちの悪事にいたる流れが「心の闇」のようないかにも現代のようなキーワードではないというように感じられます。「なでる」「くすねる」「追い込む」という行動で罪をなすという重ね方は子供の昔からのイメージである「無邪気」が表れたものたちです。
 この詩は子供に期待をしない大人が子供を見るという視点で書かれています。でも本当は自分以外のものへ期待すること、特に自分が教育していない人に対する期待というのはなんなのかと考えさせられます。

 ほかにも、最近流行のキーワードを使うことを止めてしまうような言葉はいくつもちりばめられています。
 mixiニュースなどに関連して書かれたニュースの中に面白いニュースを見つけようとされた方、とくに、あまりにたくさんある、同じような「命を大切にしようよ」「死ね」「いい気味」という言葉にイライラされた方に是非、この詩集を見て欲しいと思っています。例えばこんなフレーズ。


何色にも染まるようでいて
何色にも染まったこともない
それでいてあまたの血と汗と涙を
すべて吸い込んで
何事もなかったかのように
すまして青空にはためいている
なもかもだいなしにされた人びとを
泣き寝入りに処することのできる
ひと山いくらのような命のてっぺんに
はためいている正義の旗

『The Flag』



まもなく
時間の止まる国がある

運命は自らの手で切り開くもの
で あるらしいが
他人の切り開いた運命の後始末が
いつのまにか回り回って
押し付けられるというのもまた
いた仕方のないことなのか

時が止まり
そこに初めて
永遠が生まれるのかといえば
そんな話でもないらしく

『ツバル』



 正義や未来という言葉のあいまいさを見せる言葉があふれていて、この詩集のニュース番組のような構造とあわせると日本にいる自分がいかに、あいまいな場所で安全に生活しているかを重い知らせてくれます。
 これはきっと、タタさんの詩が一つ一つの情報に衝動的に反応しないこと。そして淡々と時事を書いているということの結果です。良質なノンフィクションライターが分厚い資料と分厚い本で行うことを彼女は短い詩篇で成し遂げています。

 松本タタさんのこの詩集を手に入れることはオンラインでは困難ですが、詩の方は、紫陽などの同人誌で書かれています。紫陽については編集の藤井わらびさんのBLOG、藤井わらびの詩的生活などにお問い合わせください。
 また、彼女が以前に出した詩集『現代人類事情・2』の評が、道民さん日記に掲載されています。

最後に。お礼を言わせていただきます。ポエケットでお隣になった、紫陽(城戸朱理さんのBLOGにとびます。)のブースからいただきました。ありがとう京谷さん。


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テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

吉田群青さんの詩集「海月の骨」を読みました 

2008.07.19 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

gunjo_kuragenohone
 集を読んだあとで一番気になるのは、吉田群青さんの嫌いな食べ物は何かということでした。それくらいこの集にでてくる人は物を食べているのです。

 別に『所感』というの中で語り手が食べてばかりいるからではありません。クリームシチュー・しいの実・いわし・こうなご・四十雀にやっているパン・届いたらすぐに食べられる「鮎っ子」。そして自分の感謝の念まで遠慮なく。
剥き出しのありがとうを出すと
早速お茶菓子として出してくれたが
わたしのありがとうはどうも味が薄くて
もさもさして
飲み込めない
友人は引き攣った笑いを浮かべて
神経質そうに
ありがとうを飲み込んだ
緑茶のにおいがする

『ごめんなさい、ありがとう、さよなら』



と本当に違和感があるのなら吐き出せばいいのに、あっさりと食べています。
 他にも「林檎は何時でも/小気味よい音を立てて/裸になってくれる/こんな女の人がいたらいいなと思う」(『所感』)や、鶏肉を切るときの「冷え性のわたしの指先は/死んだものを扱うのに丁度いい温度だ」(午前十時のクリームシチュー)、「曲がり角の向こうには/ぶつかる予定の転校生がわんさと列をなしている//通りすがるとき ファイト と肩を叩いて/ガーナを完食した」(『東京スタンバイ』)と、食べ物にまつわる言葉が後を絶ちません。

 この、何を食べても絶対に詰まらない強い胃袋が『海月の骨』の中には満ち溢れています。いくつもの形容詞や動詞がが彼女のあごで噛み砕かれています。
 『資本主義と社会主義』という男女二人のそれぞれが相手への思いを述べるで、女性が三人の彼女がいる男に対して「独裁者の会田くんって結構きらいじゃない」と割り切るのに対し、男性が「おれはこの頃/五十嵐さんがすこし怖い」と、噛み砕かれて粉々にされた男が一人。
 『すきとおる』では知っている人に気付かれなかったことで感じる戸惑いに似た感覚がに「―風のなかでじょじょにすきとおっていけること」そして「何時の間にかすきとおって/じべたに平たくなっていたこと」が重なって、自分の存在だけではなく意思を伝えることの怖さが出ているような気までします。

 群青さんのはいくつもの魅力的な描写に包まれています。『海月の骨』は何かに障害に当たった時に読むと、その健康的な食欲に圧倒されて笑ってしまう集です。

 最後に詩集のレイアウトについて。
 もっと小さく製本して、表紙も持ちやすい紙に変えて、イラストのカットをもっと小さくしないといけないと思います。 A4だと持ちにくいし、ページ一面にイラストを使われると200円という値段とも相まって高校の創作部の部誌のようで格調が下がると思いました。レイアウトの検討と値上げを願わずにいられません。
 レイアウトで寂しい抵抗をしたことで、群青さんが私を食べるときに、少しは躊躇してくれることを祈ってやみません。まだ生きていたいですから。

 詩集が欲しい方は、吉田群青さんのブログ、ホテル・バルセロナから彼女に連絡を取っていただけると嬉しいです。


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テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

タグ : レポート 書評

ポエケットお疲れ様でした 

2008.07.16 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

ポエケット
7月13日は江戸東京博物館でポエケットという東京で一番大きな誌の即売会が行われました。

前日から徹夜で自分の出展する作品を書き、印刷してました。
いかに16ページ40部とはいえ、紙をおり始めると道のりは遠く、朝6時から製本についやして出来上がったのは昼の12時でした。


正直ポエケットはからだ中が眠くて、ほんとはなにをやったかからだ叩いてきかないと分からないくらい。

でも、たくさんの人に支えられてたくさんの出会いができ、たくさん楽しめました。

隣のブースで売り子を買ってでて下さった紫陽の皆さん特に宇野さん
最高の鈴川さん
人のことを面食いと言ってくれた大村さん。
5行を一緒になやんでくれたみにいさん、ユカトウさん、島野さん、大沢さん。
現地で気付けなくてごめんなさい白井さん。、やはりすばらしかったです。
鈴川さんと一緒にほんわかな気分にさせてくれた犬飼さん
ひさしぶりだったはなまるくん
身体中を朗読に震え立たせていた服部さん
明らかに値段に格差がある集との交換に応じてくださった皆さん。
ぐっさんとイダヅカマコトを同じだと思うのに時間のかかったみなさん。
お金を割いて購入してくださったり、を手にとってくれた皆さん。
大人になりきれないことをしからないでくれたヤリタさん。
話せた方話せなかった方

幸いなことに、今回だした集「違うことについてのいくつかの表現」は完売しました。
自分の予備分に手を出して売っている状態です。

帰りにジュテーム北村さんから電話がかかってきました。
言葉をたくさん浴びる場所にいると、次の日までのこるという意味のことをおっしゃってました。まさに納得しました。
詳細なレボートは別に書かせていただきます

写真は最後まで残った一冊です。

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でもその前に今回出した詩集に誤植があったため、連絡させていただきます。

最後のページの奥付メールアドレス欄
誤)literature.hardcore@gmail.com
正) literture.hardcore@gmail.com

です。


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テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

タグ : レポート

詩の合評会に行きました 

2008.07.15 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

7月11日に千石まで、合評会に行きました。

日本で一番クロスオーバーで、しかものよみ方が優しい合評会はありませんでした。
ただ、を読み、それに対して自分の意見を述べ合い、あっという間に10時を過ぎました。
そしてゲストの朗読があっておしまい。非常にシンプルでした。

次回は8月の9日に行われます。午後18時半から。
場所は千石にある千石空房というアートスペースで行われます。古い日本家屋を改造して作られた落ち着いたたたずまいのお店で、日陰の多いお店の中で紙粘土細工などとたわむれると心がなごみます。

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今回の合評会がなごやかに進んだのは参加者がただを書くだけではなく、多彩な文章の種類で活動されているからに違いありませんでした。

主催者は、お笑いの映像作家、どぶねずみ男さん。吉本興業などの台本を作られていたって聞いたことがあります。
講師は3人でした。
マンスリーイベントとしては世界一大きなの朗読会を行っている服部剛さん
、短歌俳句を自由にクロスオーバーし、短歌とのコラボレーション詩集も作っている柴田千晶さん
ポエム王子 大村浩一さん(メディアッティ笑タイムという番組の第31回と第32回に出ていたらしい)
でした。

参加した人は7人。
詩の同人誌の主催者もいました。
YSWSというお笑いラップ、詩といった言葉を使った表現なら何でもありのトーナメントで審判も務めた経験のある詩学の最優秀新人だったクロラさん。

朗読のゲストとして、杉田奈央子さんが呼ばれていました。
横浜でGRAM:DBなどのアーティストと一緒にイベントを行ったり、SMショーのあるイベントなどで詩の朗読をされている詩人です。彼女も合評会に参加しました。

もちろん初めて詩の合評会に参加する女性もいらっしゃいました。

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詩の合評会を参加していない人に説明するやり方をすごく考えて分からなくなりました。
形式は参加者が持ち寄った詩について感想やアドバイスを述べ合う会なのです。

ですが、こういう会に行ったときの効用を書くのが難しくて考え込みました。
例えば

見せた詩に感想がもらえるよ!
って言われても
「すごい酷いことを言われたらどうしよう」となったり
「詩の感想なんてつけられるの?」
「的外れなこと言う人いるよね」
といわれてしまうと私も納得してしまうからです。

私も酷いことは言われたくないです。
どれくらい嫌かというと、合評会に行くときに自分の詩を熟読します想定される酷い言葉を考えて、「この部分でひどいことを言う人なら大丈夫」と言い聞かせているくらいです。

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ただ、詩を人に見せて言葉を貰うことで二つのことが分かるのです
一つ目は自分がどんな詩を書きたいかが分かることです。

例えば「大きな木」という言葉の入った詩で、
「木についての描写を書き込んだ方がいい。『大きな木』じゃなくて、どれくらい大きいかが分かった方がいい」という言葉を言われたとします。

そのときに詩を書いた人が言われたとおりに「ジャイアント馬場が3人がかりで囲めるほど太い木」にしたとき、果たして自分の言いたかったことが言えるかどうかという疑問が出ます。

ましてや、自分が「チンパンジーが力いっぱい飛んでようやく端から端に飛び移れるほど大きな枝ぶり」とあっさり書けてしまうようなことになったとき、それは自分のやりたいことかとまた疑問がでます。

これについての答えは「そのとおり」と「ちがう」のどちらでもいいんです。
でも、答えが出て、ほかの人の詩をよんだり、木について調べるとき、または新しく別の詩を書くときに自分がどういう詩の表現をしたいかがはっきりすると思うのです。
もちろん、ほかの人がほかの人の詩についていう発言を聞いても

二つ目はほかの人の詩の書き方や評価が分かることです。

先ほどの「大きな木」の例の続きでいきます。
別の人の書いた恋人についての詩についても「恋人の顔が分かるような詩にしてほしい」と言うような言葉を言われたたら、この人は描写を大切にしようとする人なのだなとわかります。人を見て詩を考えるという楽しさが生まれます。

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上で上げた効用を説明するために、大村浩一さんの詩「窓紅」を例に挙げたいと思います。

この詩について、
爪に食い込んだ髪

という部分がいいという話が出ました。
普通は「指」に食い込むと書くはずなのに「爪」に食い込むという描写の芸が細かくて好きというお話を柴田さんがされました。

詩の構成にも目が行き
初めの
洋介のなかに
空洞が巣喰いはじめた


仕事をしてさえいれば(以下略)

について、蛾兆ボルカさん(同人誌の主催者)は「洋介の存在感が強く出ているから好き」という発言をされました。
杉田奈央子さんも「一番初めの2行でどこか深いところへ降下させてくれると期待できた」とおっしゃっていました。
私は、ここの部分について「空洞が巣喰う」というのはありがちだなと思われるのではないかと思いました。


また、2回繰り返される
仕事をしてさえいれば
誰とも話をしないで済んだ
忘れたいものばかりがあって
日々をやり過ごすうち
世界そのものをやり過ごしてしまった

という節についても討論がありました。
柴田さんが「不用意」ではないかとおっしゃるのに対して
クロラさんがこの節が「歌で言うサビ」であり、「詩のキャッチコピー」にあたる部分だということを述べてました。
そして、この部分があることによって「キャッチーに読めたりや詩に入りやすくなる」のではないかとおっしゃりました。
すると、柴田さんは更に「洋介のキャラクターの顔が浮かぶ必要がある」ということをおっしゃっていました。
私はここは全面的に柴田さんに同意していたのでした。もしもここでキャッチーさを出したとして、

他にも「空きCHの砂嵐」という風に、ノイズを砂嵐で表すのがいいというお話などが出ました。

ひとしきり感想が述べられた後、作者の大村さんから「自分の生活が洋介みたいにきつい時期があり、これ以上暗い形では書けなかった」というお話が述べられ、大村さんは性格の底の部分からして本当に明るい人なのだなと思いました。

実は私はこの詩の感想を聞きながらずっと、一番最後の節を頭に持ってこれないかと思っていました。今詩を見たら、初めの2節をなくして、ほかはこのままでもいいのかなと思っています。ここまで読まれた皆さんはこの詩についてどう思われたのか気になります。

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朗読の時間では杉田さんがクロラくんの詩を朗読されていました。
彼女が友人でいてよかったなと思うくらいいい朗読で優しい声がくっと心のすみに突き刺さるものでした。

来月は次回は8月の9日に行われます。午後18時半から。
場所は千石にある千石空房というアートスペースで行われます。古い日本家屋を改造して作られた落ち着いたたたずまいのお店で、日陰の多いお店の中で紙粘土細工などとたわむれると心がなごみます。

朗読のゲストには馬野幹さんが出ます。
MSCのMC KANや、降神の志人、なのるなもない、そしてタカツキですら成し遂げられなかった偉業、Shinjuku Spoken Words Slamの第二回グランドチャンピオントーナメント。
日本最大の詩のイベント「ウエノポエトリカンジャム」や70人が参加した「鳥取砂丘の中心で詩を叫ぶ」の主催者です。

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テーマ : 散文 - ジャンル : 小説・文学

タグ : レポート 勉強会 合評

歌集喫茶うたたね(その2):みんなもっとイベントに行けばいいと思った 

2008.07.08 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

歌集喫茶うたたね
7月6日のサラダ記念日の歌集喫茶うたたねのイベントは短歌トレーディングカードと、加藤千恵VS天野慶さんの対談でした。

短歌トレーディングカードは行けなかったのですが、
加藤千恵さんと天野慶さんの対談には出席できました。

対談の中の話題は主に二つ。
一つ目は、短歌をどうやってはやらせるのかという話。
二つ目は、今回のうたたねにあわせて主催者が募集したお題、「スクール短歌」の選出でした。


短歌をどうやってはやらせるかについては、
天野慶さんの考えた「短歌をはやらせる10の方法」をベースに行われました。
短歌王子を作る、やジェロに短歌をやってもらうといった手段が出ました。

でも、この話の中で、出てくるのは彼女達の短歌というの形式にに強い信頼でした。

アイデアの中には坂本隆一に短歌凄いといってもらったり、月九でドラマをやることもありました。
加藤さんや枡野耕一さんは小説やマンガとのコラボレーションを実現させてきました。
でも、今回の対談した天野さんも加藤さんも「いい歌に触れてもらう機会を作る」ことができたら短歌のすそ野が広がることを信頼しているのでした。

最近短歌はブームで、今月のダ・ヴィンチや文学界の特集でも短歌が取り上げられていました。
L25でも穂村さんが執筆されるなどだんだんと短歌の人が前面に出ています。

しかし、古くからある短歌界はこうしたメディアで活動されている方への評価を質量ともに行っていない原状です。

それでも彼らは「いい歌に触れてもらう機会を作る」ために行動しているのでした。そして、いい歌はどこにでも転がっているはずなのでした。
彼らのやっていることがずっと後まで残って欲しいと思いました。
そして、歌集喫茶うたたねに短歌を詠まない人が来てくれたらよかったのにとおもいました。実は誘っては見たのですが全部振られてしまったのでさらに悲しくなるのでした。

もっとみんなイベントに行って人と話せたらいいのにと強く思いました。
短歌とかとかラップとか、別にリズムと音数の問題じゃないかと。
今月は静かにしていようと思ったのですが、そうもいかないようです。

------------
スクール短歌について
加藤千恵さんの選出は
ウエディングドレスよりもっと幸福なセーラー服で逃げる放課後

こちらは現役女子高生のゆずさん。今回のダヴィンチにも歌が載っているみたい。

天野さんの選出は
過去形で話すことなど機能見たテレビドラマの結末くらい

こちらは30台の方でした。

ほかにも
校長の話のオチはよめるけど卒業だからもっと聞きたい
かなわない恋もしてるし今日はもう無断早退してもいいかな

など本当に歌の一つ一つがしょっぱく聞えるようになると僕ももう老人です。

------------


最後に、ケータイ電話から始められる短歌の公募を二つ紹介しておしまいにします。
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夜はぷちぷちケータイ短歌
毎週日曜の夜9時5分から50分間(!)の短歌の番組です。
だいたひかるさんをパーソナリティーに迎え、タレントと歌人を毎回ゲスト選者に迎え、視聴者から寄せられた短歌を選出していきます。

7月のテーマは『海』です。
------------
かとちえの短歌ストーリー
では、毎月決められたテーマに沿って作られた短歌より選出された一首について、加藤千恵さんがショートストーリーを作ってくれるという企画をやっています。

次回のテーマは「ファミレス」で、7月10日締め切り。
一人2首以内、テーマ記載の上、
ペンネームがある場合はペンネームも添えて。
→送り先:tanka_57577@3anet.co.jp(第二出版部「かとちえの短歌ストーリー」係にお送りください。


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テーマ : 短歌 - ジャンル : 小説・文学

タグ : レポート ワークショップ

短歌と絵本を使ったワークショップのおはなし 

2008.07.07 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

7月5日は短歌の日
そして
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日(俵万智)

でした。

二日連続で歌集喫茶うたたねというイベントに行きました。
渋谷の道玄坂を上がりきった場所にあるイベントスペースloftwork Groundで開催されたイベントです。

フリースペースに短歌の本がたくさん置かれていました。
歌人の天野慶さんと村田馨さんが開催されたイベントで今回が3回目。

前回は神保町の冨山房では朗読チャンピオン決定戦などが行われたりと100人以上の超満員でした。

今回は夜はぷちぷちケータイ短歌でのカリスマ歌人、てこなさんや、
-----------------
5日は夜はぷちぷちケータイ短歌でのカリスマ歌人、てこなさんと天野慶さんの対談がありました。

この中で幼稚園や小学生、または親子向けにやっている短歌をつくるワークショップのやり方を紹介されていました。
リトミック的な要素もあり、言葉遊びの要素もありました。

True Dreamでも出来るといいなあと思いつつ、まとめてみました。
幼稚園などで是非やってみてくださいってことなので、やり方を一緒に考えていただけませんか。ほんとに。

-----------------
☆なぜ短歌なんですか?
短歌が手軽だからというのが大きいと思います。
ルールは五七五七七のリズムを守ることだけです。
季語もいりません。

紙もいらないし、DSもいりません。
また、短歌のリズムが日本語に潜り込んでいることは奈良時代からの歴史が実証済みです。
(俳句のほうがメジャーなのが信じられないほどです)

☆こんなことがおきます
●ことばのリズムに敏感になります

●五七五七七という複雑なリズムと体を結び付けるので、リトミックに使えます

●リズムの決まった言葉を使うので、アイデアが生まれやすくなります

●DSではなく短歌形式の言葉遊びをお子さんがしてくれるかも

☆使う道具
●イラストの書かれたカード
(1)短歌のリズムを理解してもらうためのもの
短歌は五七五七七のリズムで出来ているため、五と七のリズムを理解してもらう必要があります。
今回、てこなさんは、一串が5個と7個のダンゴを描いたカードを持ってきてくれました。

(2)動物のイラストカード
短歌のリズムを教えるため、また短歌の制作をするときにも使います

●絵本
読み聞かせをします。短歌を作るための世界観を提示するために使います。
http://www.ehonnavi.net/
から選べるみたいです。私のマイミクのさっちゃあさんは100冊読んだって聞いたことがあります。

●穴埋め短歌カード
五七五七七の一部を穴にしたカードです。
絵本の世界をうまく切り取った短歌の穴埋めカードを作ります。
ワークショップの進行具合によって、切り取る部分をかえていきます。

初心者には一箇所、七文字の句(特に第四句が楽そうです)を切り抜きます。
レベルが上がるにしたがって、別々の句を切っていきます。

☆進行手順
(1)五七のリズムを身体に結び付けます

例えば、5つのお団子のイラストを指し示しながら手や、お腹、おしりといった体の部分をたたいてもらうという紹介がされていました。
また、猫や犬のイラストカードをつかって、鳴き声を出してもらうという方法も紹介されていました。

(2)五七のリズムの組み合わせとして、短歌の紹介をします。

例えば、猫や犬の鳴き声を使って五七五七七の組み合わせのリズムを提示します。

(3)絵本の読み聞かせ
短歌を作るための世界観の提示をします。

(4)短歌を作ってもらいます。
穴埋め短歌カードを使って、子供たちに短歌を完成させてもらいます。

今回てこなさんはさかなのおいしいレストランという絵本を読み聞かせに使った際の短歌の穴埋めカードを持ってきてくれていました。(絵本の名前間違えてたらゴメンなさい)

ここでの穴埋めはこんな感じです。
せかいいち
おいしいきみの
レストラン
○○○○○○
せんもんてんさ


ここから、穴埋めをしてもらいます。例えば

せかいいち
おいしいきみの
レストラン
フライドポテト
せんもんてんさ


見たいな感じでやってもらいます。
アレンジや変奏のように、どんどんアイデアを出してもらいます。

ワークショップの回数を重ねるとともに、穴あきの部分が増えていくようです。
一番最後は自由に歌を詠んでもらうそうです。

☆気になったこと
●短歌のリズムを教えることと読み聞かせのブリッジ。
このワークショップでは、リズムを教えることと世界観の提示とリズムの実践の三つの要素を含んでいます。
どのようにワークショップに入り、飽きさせないかをもっと聞ければよかったと思いました。

具体的には、リズムを教えるのと、短歌の形式を教えるのと読み聞かせと、
どれをどんな順番でやると子供たちが飽きないですむのかということを考えました。

-----------------
てこなさんと天野さんの対談はほかにも短歌制作についてや、創作活動をするための家族への配慮、短歌をなぜ広めるかについてのお話もありました。
こちらの方については時間が合ったら書きます。


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テーマ : 短歌 - ジャンル : 小説・文学

タグ : ワークショップ 短歌

七夕前は短歌の日! 

2008.07.05 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

七夕前の7月5日は短歌の日です。去年なりました。
短冊に願いをこめましょうというわけではないですが

マイミクの天野慶さん。
NHKラジオ第一で毎週日曜に放送されている夜はぷちぷちケータイ短歌のパーソナリティさんなのですが、

7月5日6日に渋谷で短歌を集めて喫茶を主催されます。

◎手に入りにくいたくさんの歌集(主に村田馨さん、天野慶さん夫妻の私物です)を展示
◎小説やコラムなどで人気の加藤千恵さんら、今後の短歌の行方を先導する歌人による対談やワークショップ
◎イラストレーターや音楽とのコラボレーション

と盛りだくさんの二日間です。
喧騒の鳴り響く渋谷で頭の中に光を一つ置ける場所に鳴ると思います。

--------
・日程 7月5日・6日
・場所 loftwork GROUND
   150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア1F
(井の頭線渋谷駅 アベニュー口より徒歩 5分、JR渋谷駅 玉川口より徒歩10分)
・時間 11時~19時(5日) 11時~18時(6日)
・料金 入場無料(トークは別料金になります)
--------

詳細なイベントは、こちらから見れます。

前回の歌集喫茶うたたねでは、朗読の大会が行われたり、
やはり歌集の展示があったりしました。そのときの簡単なレポートを日記はこちら
です
mixiの日記になります

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テーマ : 短歌 - ジャンル : 小説・文学

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3月17日 (水)19:00-24:00
『ユアパ!vol.34@渋谷SECO』


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