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『ピカッ』について 

2008.10.28 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

10月21日に広島の上空に「ピカッ」という文字がひこうき雲で書かれました。
Chim↑Pomという団体が広島の現代美術館で行う展示のために撮影したものでした。
「ピカドン」を連想させるこの行為について被爆者から批判が集まったことで、
Chim↑Pomは広島市現代美術館で行われるはずだった展覧会を中止しました。




私のこの事件についての見解は山城大督さんのブログの記事アートとは何かと同じです。

広島市現代美術館はChim↑Pomの行為を完成させて、一般の眼に完成品を判断させる必要があるということです。

中国新聞の『「ピカッ」問題で食い違い』という記事では以下のように書かれています。
記者会見での卯城さんの説明によると、飛行機を使って、煙で描く方法を提案したところ、予告をしないまま実行するよう学芸員から勧められたという。「事前に被爆者の方々と話をしてイメージを膨らませたかったが、学芸員にゲリラでやるのがいい」と話した。


ということは、Chim↑Pomはとかげの尻尾きり的に消されたことになります。日本っていい国ですね。

広島市現代美術館はChim↑Pomの展覧会中止についてどころか、Chim↑Pomの展覧会の予定があったことすら消し去っています。

hiderinoさんの『ロマンチストで悪いか』の当該記事でもかかれている通り、「しかし、蔡國強のパフォーマンスが予定通りに行われたことを加味すると、Chim↑Pomだけに責任やモラルを問うのはあまりにも残酷。」といわざるを得ません。




WEB上のアートマガジン、Dragon Art Creators Reviewの村松恒平さんの『Chim↑Pom事件寸感』という記事で、Chim↑Pomの行為が「ピンぼけ」だったとしています。


さらに、「なぜ今それをするのか」「なぜここでそれをするのか」というような点もきれいな焦点を結んだときにクリアな表現が生まれる。

ときれいに理想的な5W1H型でChim↑Pomをいじめています。

しかし、この論で少なくとも、「なぜ今か」という点については
10月25日にに北京オリンピックでもパフォーマンスを行った蔡國強による花火が予定通り行われたことでほころびを見せています。
「8月6日」でないことを難ずることは、せいぜい周囲の人に平和を伝えるための行為だと宣伝するぐらいのことで打ち砕かることに違いないのです。
まして、原爆が落とすときには日本へのは警告はなかったわけですから。

また、『「ピカッ」という日本語ではなく、英文字であるとか、絵文字であるとか、このような直接的なメッセージではなく、シンボルでもよかっただろう。 』も、日本という国の中での原爆を考えたときには正直に見えます。
 日本人が原爆を捉えたときは「英文字」や「絵文字」、「シンボル」の形ではなく確かに『ピカドン』だったからです。

 この記事の批判にのって書こうとする人はさぞかし、物を買うときには賞味期限を気にされ、蒟蒻畑を買わないくせにモチを食べるときはよく噛みもしない人に違いありません。




CPG(旧・超能力)の「ピカッ」のその後という記事の
理解の出来ないものに対する拒否反応というんだろうか
ちょっと恐ろしいよねここまでくると。
(アートがそもそも理解するものではなく、経験するものだと定義しても、この拒否反応は、その経験の質を自分で把握してのものではないし、原爆とか戦争は個人的にはとても悲しいし嫌悪するが
それに反対することが、絶対の正義だみたいな雰囲気は好きではない。)

という言葉に対するコメントで
「偉大な芸術家の作品であっても「嫌悪感」や「不快感」を持ってしまったらダメなんです。拒否反応がでますね。 」という言葉で偉大な芸術家が誰なのかを指定されていないことも気になります。




Chim↑Pomが行ったことが趣味がいいとは私は思っていません。
ただ、彼らの作品を完成させることは広島市現代美術館にとって
また、原爆や戦争犯罪を考えるときになんらかの糧にはなったはずです。
少なくとも今の時点で彼らの行為は論争になっているわけだから。





一番初めの3行での事件の紹介は以下の記事を合成しています。

ちなみにChim↑Pomは昨年、広島市現代美術館の行った「新・公募展2007」で広島市現代美術館賞(大賞)を受賞しています。


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タグ : アート Chim↑Pom

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