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行動がアイデアも人生も引き寄せるのかもしれない 書評『アイデアのヒント』 

2009.01.21 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

アイデアのヒントアイデアのヒント
(2003/01)
ジャック フォスター

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アイデアのヒント』はアイデアの作り方を教えてくれること以上に、人生を豊かに過ごす術を教えてくれる本です。
徹底して物事を考えることの楽しさを実例を示しながら教えてくれる本です。

アイデアをたくさん出したら出した分だけ人生が楽しくなれるのではないかとまで考えさせてくれる事例に満ちています。

アイデアを集めるために情報収集をすることや、水平思考を行ってみることなど取り上げています。

ただ、この本から読み取れるアイデアを生み出す源泉は行動です。
アイデアのヒント』に出てくる実例では、アイデアを生み出す人々はみんな徹底的に行動しています。

徹底的な行動の実例として本の著者、ジャック・フォスターさんの上司の例を取り上げてみます。
この上司は質問をしていいのかと思うくらい執拗に質問しているのです。
質問相手はベーコンの宣伝のためにベーコン会社の社長です。
「そもそもベーコンってなんですか?」
「豚は市場までどうやって運ばれるんですか」
「ベーコンの脂肪分と水分はどのくらいですか」
「どうしてもっと少ない数値じゃないんですか?」
「どうしてもっと高い数値じゃないんですか?」
「トウモロコシと乳清とピーナツと残飯はどこから調達するんですか?」
「どんなトウモロコシをつかうんですか?」
「どんな乳清をつかうんですか?」
「どんな残飯を使うんですか?」
「それぞれどのくらいの量をあたえるんですか」

質問は全部で83個。ページ数にして全部で6ページ。

本当にこのとおりの質問をしたかはわかりません。
それでもこれだけ質問を考え付いただけではなく、実際に社長相手にこのくらいの質問をしたのです。しかも2日かけて。
情報収集とは確認したいことを全部聞くのだと改めて確認した瞬間でした。



アイデアはすぐそこにある


アイデアのヒント』で二回繰り返されて語られていることは数多いのですが、その中でも一番印象に残るのはこの言葉でした

アイデアを手に入れる人はアイデアが存在することが「わかって」おり、そうしたアイデアを自分が見つけられることを「わかって」いる。アイデアが浮かばない人はアイデアが存在することが「わかって」おらず、自分がアイデアを見つけられることが「わかって」いない。


アイデアは、本当にすぐそこにあり、「1つの問題には何百というとき方が、何百という正解がある。アイデアは何百とあるのだ。いや、本当のところは無限にあるのかもしれ」ません。
ただ、アイデアは、アイデアがあると知っている人にだけ訪れるのだということはあまりに当然なので見過ごされてしまいそうなことです。



行動することの不思議さ



『アイデアのヒント』とあるとおり、この本はアイデア本なので、いくつかのテクニックもかかれています。

ただ、この本で貫かれている徹底的に行動することを突き詰めると、テクニックであるはずのものが不思議な能力に見えてきます。

例えば、カラーバス効果であったり観察について、著者のチャレンジは驚かされます。

バーに入ったらまずビールを頼み、あたりをきっちり10分間観察し、できるだけ細かいところまで頭にたたき込む。10分立ったら交代で顔を伏せて、互いに問題を出し合うのだ。
「ここには椅子がいくつある?」「窓はいくつ?」「ドアからカウンターまで何歩歩ける?」
(略)
ゲームをやめるには私たちがそのバーについて知らないことはもはやなくなっていた。
(略)
本当に、わたしたちはこんな問題にすら答えられたのだ。
「正面の窓にかかっているブラインドには何枚の横板が使ってある?」
「ここにいる人全員を詳しく説明して」
「それぞれのテーブルにはグラスやボトルがいくつのっている?」
わたしたちは「見る」能力の不思議さを知ったのだった。


わたしも「見る」能力の不思議さを知りました。



『アイデアのヒント』はアイデアを生む方法を教えると同時に、行動の大切さと人生の可能性を教えてくれる気がします。

最後の章で「根気と決意だけがすべての道を拓く」と書かれていますが、アイデアというのは人間が生み出すのだと改めて感じさせてくれる一冊です。




この本と関連したわたしの経験
昨日、私も行動することで別の経験への道を開ける気がしました。

笹田美紀さんに電話して、詩の話をしたのです。
彼女は「分かる詩を書いている」とおっしゃっていました。

電話を切った後、私は自分が「分かる詩を書」こうとしたかと自分に問いかけてみました。
問いかけるまでもありませんでした。問いかけた時点でなかったのですから。

その電話では私の詩が難しいという話もしていました。
私の詩は「見たままを書いている」つもりでした。

もちろん、たとえ同じ物を見ていたとしても、私が見たように、人が物を見る可能性が少ないことは承知しています。
比ゆや、修辞や、言葉のあらわしかた、または韻やイメージを使って、私は見たものを見たままに伝えようと試みました。例えば『会計的な詩』のように。
でも笹田さんにとって私の詩は難しいもののようでした。

もしも私が「分かる詩を書」こうとしたらどういうものが書けるでしょうか。
書こうとしているものをさらに色々な角度から見えたのかもしれません。

もしも私が「見たまま」だけではなく「聞こえたまま」や、「触ったまま」に書こうとしたらどういうものが書けるのでしょうか。
書こうとしているものをさらに色々な角度から見えたのかもしれません。

「分かる詩」を「私が見たままに書いている詩」と仮定していることを知った瞬間であり、私が「何をしたら分かるのだろうか」という質問ばかりをしていたことをした瞬間でした。

(この話は、「分かる詩」ってなんだろうという問いを差し置いてかいています)


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