社会分析脳を訓練する実践読書ブログ

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2月21日、3月1日ワークショップ、終了いたしました 

2009.03.03 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

2月21日の「ぞうになって細かい編み物を作る」
3月1日の「ねずみになって虫眼鏡をのぞく」
を終了いたしました

参加してくださった皆様ありがとうございました。
また、ワークショップの実験に参加してくださった芦田みのりさん、じゅんじゅんさんありがとうございました。

次回は
日時:3月21日 午後2時~4時半
場所:荻窪区民センター 第2会議室(私人図書室でとっています)
料金:1,000円(余ったお金は私人図書室の拡充に使いたいと思います)

いろんな色について、言葉を出し合いたいと考えております
最高15人で行いたいと思います。よろしくおねがいします。



今回は、「大きなもの」(21日)または「小さなもの」(1日)の視点をもってさまざまな題材のものから言葉を作ってもらうことを皆さんにお願いしました。


「大きなもの」「小さなもの」については、参加されている方から言葉をいただきました。
一番復元しやすい、3月1日のワークショップの手法を記します。



ワークショップの手法


0:このワークショップは基本的に4人1グループ程度の単位で行いました。4人に机に座っていただきました。

1:参加者全員に動詞または「○○を△△する」という意味の言葉を、折り紙1枚に1つずつ書いていただきました(3分)

2:1で書き出した言葉を、書いた本人以外の参加者から3つ選んでいただき、選んだ言葉を袋に入れました。

3:参加者全員に、その人にとっての「小さいもの」を書き出していただきました。(3分)

4:「小さいもの」を選びました。今回は、3で書き出した言葉を書いた本人以外の参加者から3つ選んでいただき、その後さらに別の方から選ばれた3つの言葉から一つだけ選んでいただきました。

5:4で選ばれたものの感覚を、その「小さいもの」を書いたかた(3で「小さいもの」を書き出した本人)に持っていただきました。大きさや色などを考えてくださったのだと思います。(1分)

6:2で袋に入れた言葉を1つとりだし、それについて詩を書いていただきました(5分)

7:6で書いた詩を隣の人に回しました。

8;2で袋に入れた言葉を1つとりだし、7でまわされた詩の視点で詩を書きました。(5分)

9:以下7と8を繰り返しました。



今回は(1)ほかの詩を参考にして別の題材の詩を書く、(2)ある人の詩を自分の言葉に翻訳してもらう、という二つのことを行いました。

すべてについて、文章を書く時間は5分と切らせていただきました。

今回うれしかったことは、初めて詩を書かれると言う方が楽しんでくださったこと。
そして全員が非常にうまい人だと知ったことでした。

反省点としては、とても段取りが下手だったこと。(どれくらいかというと、私は時計回りと反時計回りという言葉すら知らないで、人に紙を渡そうとしていたのです。行き当たりばったりでした)
そして自分が説明不足だったこと。
ワークショップの手法としても、手順の1番については反省が残りました。書いていただく言葉を「動詞または「○○を△△する」という意味の言葉」に限定するのではなく、もっと幅広く、そして書きやすい選定方法があったのではないかと感じました。(もっとも、1についての限定方法は、たくさん言葉を出してもらうための手段だったのです)




今回書かれた詩のほんの一部を掲載したいと思います。
これから全編をアップロードするのですが。

ここでは、くじ引きで選ばれたネタを表示しますので、
これらの詩の持っていた視点を当てていただけるとうれしいです。
答えは下のほうにかいてあります。



「トマトをみつける」 by かとうゆか

トマトとまとtomato
真っ赤な?それは「it」
僕になることが出来るだろう
だが僕はとまと、君になることができるだろうか
あの人が、みつけてくれる、僕の中に。
いや違う僕の中にトマト、君は居ない。
あの人はトマトを知っている。
僕は知らない。「真夏の太陽の下で」と
書かれたとしても、僕はトマトにはなれない。
誰かが僕の中にみつけるトマトに僕はなれない。
僕を知らない誰か、誰か、僕をみつけて。




「がたんごとん ふわりふわり」 by 奥主榮

itは何もかもを示すことができるので。がたおんごとんふわりふわりと、返信ごっこをして遊びました。するとそこに先生がやってきてそういうふざけた真似をしていてはいけないのだといいます。でもitは人間ではないので、僕を教育しないでくださいと答えると先生は、いやこれはしつけなのだと言い張るので、itはそれはしつけではないおしつけだと言い返しました。すると先生は、くだらんダジャレは言うなこれは教育ではないおしつけでもないと言うのでitは、まわりくどくて何が何だかわかりませんと答えたのでした。




「新聞を引きちぎる」 by イダヅカマコト

私は何かのかわりにものを言うのでいわば「何かによる何かのための何か」をめざしているのであり、何かは常に何かのための領域を広げていかなければならず、そのために人民が人民の内で共有される人民の言葉と称されるものは、これ当然何かのために無に帰するべきでありあえなくひきちぎられる運命であります。




「いそいで 広ーい 高ーい」 by 平井美紗子

しゃべろう!
文字の風せんを飛ばそう!
しゃぼん玉みたいに僕とおねえちゃんで
この部屋をかざりつけなきゃいけないんだ。
だって今日はパパとママの結婚記念日
パパとママが仕事から帰ってくるのはあと一時間ばかり。
チーズケーキにワインだけじゃ
ちょっとロマンティックすぎるよね
もっと踊りたいんだ
広ーいリビングで
高ーいところまでこころが舞い上がるように
文字、いっぱい吹き飛ばして勝手に
幸せをうたえばいい
ほら!いそいでパパとママも帰ってくるから


さて、これらの詩は何の視点で書かれたのでしょうか。



































答えは「文字」でした。皆さんは「文字」のどんなところが小さく感じますか。私にはまったく思いつかないのでいつか教えてください。


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テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

タグ : レポート ワークショップ 詩集 イベント 勉強会 告知

コメント

 

ワークショップ、ありがとうございました。
自分の本業が小説であることで、詩は思いついたときに書く、二の次の様なものであるが故か?ノンフィクションしかかけません。
では小説は本当にノンフィクションなのであろうか?
今回、お題を出されたことでそのことを改めて考え直させられました。
それと、制限時間があると書くに書かない状況に持ってこさせられる事が非常に楽しく、私にとって有意義な発見でした。こういう実験をこれから自分自身で行ってみようと思います。
これらの気づきを与えて下さったことに感謝します。

Re: タイトルなし 

ありがとうございました
平井さんは大ヒットでした。
せいかはちょっとずつでも締め切りはきつくつくるといいのかなあとか
想いました。
本当にたのしかったです

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