社会分析脳を訓練する実践読書ブログ

勉強会の開催、参加・ビジネス書や人文書の読書を通じて、将来を見通す能力「社会分析脳」を鍛えていくブログです。

<<文学フリマに  | ホーム | 8日(金)は朝から文学に触れてさわやかに過ごしませんか>>

スポンサーサイト 

--.--.-- この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ブログランキングに参加しております。よかったらクリックしてください。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

人気ブログランキングへ1

茨木のり子さんの詩と迎える朝。 

2009.05.09 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

今朝、ゲートシティ大崎のスターバックスでShake Hearts勉強会の第一回を行いました。

>> "shake hearts"勉強会コミュニティ(mixi)

参加者同士で講師を務めながらお互いの情報をシェアし合おうということで、はじめた勉強会です。
4月26日のめざまし読書会Hyperで急に決まった勉強会でした。
今回はいいだしっぺということで講師は私。

というわけで、初めてながら文学の教室をさせていただきました。
今回取り上げたのは茨木のり子さん。

茨木のり子詩集 (現代詩文庫 第 1期20)茨木のり子詩集 (現代詩文庫 第 1期20)
(1969/03)
茨木 のり子

商品詳細を見る


彼女について、マインドマップを用いて紹介しながら、詩をみんなで読みました。

茨木のり子さんについて
(右上の枝、勉強会の時は静岡、と書いておりましたところ、間違えました。愛知に訂正願います)

>> wikipediaより



今回紹介した詩

今回紹介させていただいた詩は、

>> わたしが一番きれいだったとき

>> 汲む

>>

>> 倚りかからず

そして、茨木のり子さんが翻訳された洪允淑さんの『海』という韓国語の詩です。
茨木のり子さんは50を超えてから韓国語の勉強をされ、しかも翻訳を手がけられました。
1980年代。いまの韓流にさかのぼる事20年も前のことです。

海 作・洪允淑 訳・茨木のり子
―海の言葉に

わたくしたちが 大きな海を行く時
ひとかたまりの雲になって
海の上を ただよい流れる時

はるかかなたの舳や甲板の上で
たがいに知らない人たちが
手を振る
またとない熱い血族のように
手を振る
振る手はたがいに知っている
ある日 わたくしたちが海へと旅立つとき
あかつきの黎明や 落日の夕焼けを
あとに残して旅立つとき
記憶と未来をも ひそかに陸地に
置いて来たことを

明日のない海に
わたくしたちすべて
あてどなく流れゆく波であり
たえまなく砕け散る泡沫であることを
振る手はたがいに知っている

つかのま擦過してゆくだけの
地上の出逢いと
流れ行く意味とを
ゆする二つの手に籠めてみるのだ
ゆする二つの手で確かめてみるのだ

海では誰も
そのほかの言葉を知らない
手を振る
手を振る
というその従順さ
そのほかのこの世のどんな言葉をも
海は黙って 消し去ってしまうのだ





同時代の女性の詩ということで、特に有名な石垣りんさんの詩との対比も行いました。
石垣さんの詩は、夜の詩という感じで、朝選ぶのがとてもむずかしかったです。

>>

>> 私の前にある鍋とお釜と燃える火と



いただいた感想とその他のおすすめ

はじめての会で参加してくださった方は3人。
山猫さん、後藤たくひろさん、かとうゆかさん、ありがとうございました。
つたないファシリテートのなかついてきてくださってありがとうございました。

女性の視点で書かれた戦争の詩、「わたしが一番きれいだったとき」が新鮮だったことや、50を超えてから言葉を一つ学ぶことへの賞賛などが聞けてうれしかったです。

また、改めて詩について今のビジネスをされている方が触れられている機会が少ないのだと知って驚きでした。
もっと勉強をして、またお話したいなと思いました。

今回の勉強会のフォローとしては、征矢泰子さんもお薦めです。
>> 厳しさがそのままきれいな言葉になった詩集 書評『現代詩文庫 175 征矢泰子詩集』

一応、次回の勉強会の担当は山猫さん。もしかするとしばらく私の詩の教室があるかもしれません。




かとうゆかさんは5月10日の文学フリマでうた毛の出される冊子に詩を書かれています。(E-15)

そして、私のサークル、ぶんがくてきはーどこあ研究所(F-40)で発行する冊子でも作品を書いてくださっています。

山猫さんも5月10日にMM会を開催予定です。


ブログランキングに参加しております。よかったらクリックしてください。
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

人気ブログランキングへ1

テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 小説・文学

タグ : 茨木のり子 勉強会 マインドマップ

コメント

Re: 茨木のり子さんの詩と迎える朝。 

こんばんは、やまピーです。
頂いた「詩のこころを読む」を読みすすめています。

まさに、詩は言葉の芸術ですね。
理性では語れない、感性の世界を
理性の道具である言葉で表現しようという
なんか、すごいステキです。

今度ワークショップ等にも
お邪魔させていただきます。

P.S.
気がついたらリンク張ってもらってました^^;
ありがとうございますw

Re: Re: 茨木のり子さんの詩と迎える朝。 

ありがとうございます。
リンクはっちゃいました。

本はやっぱり引用があると楽しいブログになると思います。

楽しく読んでくださっているようでうれしいです。
ワークショップ今週末になってしまいました。
たのしみです

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://literturehardcore.blog51.fc2.com/tb.php/220-a5622568

 | HOME | 

出演予定イベント
3月17日 (水)19:00-24:00
『ユアパ!vol.34@渋谷SECO』


渋谷SECO
東京都渋谷区渋谷1-11-1 B1F
03-6418-8141
1000円+ドリンク
メールマガジン
ポエムコンシェルジュの選んだ一篇
(ID:0001086342) 読者登録解除フォーム
メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
登録フォーム**
まぐまぐ 『まぐまぐ!』から発行しています。
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
最新記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS

Add to Google
はてなRSSに追加
My Yahoo!に追加
Livedoorへ追加
最近の記事
ブログ内検索
リンク
アクセスカウンター
最近のコメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

twitter
ブログパーツ



復刊ドットコム
絶版になっている本の復刊に
協力願います。

アイデアのおもちゃ箱
新しいアイデアを思いつくツールが全部で20種類以上!
発想力を高める方法や偉人の発想エピソードも詰まっています
書評
おすすめ詩集(インディーズ)
おすすめ詩集(インディーズ)

五十嵐倫子『色トリドリの夜』
ブログ関係
プロフィール

イダヅカマコト

Author:イダヅカマコト
ポエム コンシェルジェとして、詩集や文学、発想の紹介をしております。
恋愛詩、克己詩、悲しい詩、うれしい詩など、こんな詩が知りたいというごお問い合わせを歓迎しております。
ご献本やコラム・書評の執筆依頼、撮影などの依頼もうけております。
ご献本いただいた書籍にはご紹介を書くよう努力しております。

よかったら、お問い合わせフォームよりメッセージください

また、Twitterもやっております。
こちらからよろしくおねがいします。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。