社会分析脳を訓練する実践読書ブログ

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開口一番は都内で一番学ぶことが多い朗読会でした 12月21日開口一番@渋谷PLUG 

2009.12.22 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

送信者 091221 開口一番 thumb


昨日は開口一番でした。

開口一番は渋谷のライブハウスPLUGで隔月の最終月曜日に行われる朗読会です。
当日の飛び入り参加で読むオープンマイク型の朗読会で、毎回ジャズやヒップホップを中心とした楽器の演奏家が出演し、彼らをバックにして朗読できる会です。
過去には冷蔵庫マンなどお笑いの世界の人も多く出演しています。

昨日はいつもはラッパーをしているMC慎太郎がベースで登場。
他にも新しいミュージシャンが加わっています。
セブンイレブンのBGMなどでお茶の間にピアノを響かせるあいあいさんと、浜崎あゆみなどのバックで演奏をする多ヶ谷樹さんの二人です。どちらかというとハードな演奏が繰り広げられる開口一番にポップさが加わり、とても新鮮な音楽でした。

送信者 091221 開口一番 thumb


なかでもエフェクターをばりばり使い、ウクレレのように胸元でつまびく多ヶ谷さんのバイオリン演奏は私が初めて見る奏法で、とても刺激的でした。

(もちろん以前の参加者も演奏の幅は広いし、今回の参加して下さった方も激しい演奏を繰り広げてくださるのです)


大袈裟太郎



送信者 091221 開口一番 thumb


今回のステージに立った中で一番印象的だったのはこの日司会をし、トリでパフォーマンスをした大袈裟太郎さんでした。
ドラムのジュンさんと二人だけでパフォーマンスをスタートし、後から残りのメンバーに入ってもらうという形を取った彼は、前回の開口一番で不完全燃焼だったとのこと。
開口一番ではバックバンドに演奏の指示をお願いすることができるのです!)

HIPHOP、特にオールドスクールへの親近感を見せる彼の言葉の乗せ方がとても印象的でした。フロウの一つ一つが重く突き刺さりリリックの言葉ではなく大袈裟太郎の気持ちだけが今も頭の奥で鳴っています。

うまく説明できずもどかしいのですが、彼が司会をするときに何度も口にしていた人間はどこまで限界に挑戦できるかということ(彼はこれを「人間は振れ幅」と話していた)を説明するために語っていた

72時間悪いことをするために起きている奴は72時間人を愛せるかもしれないけど、24時間しかできない奴は24時間しかできない


という言葉が納得できる作品でした。

>> 大袈裟太郎さんのブログ 新裏祥寺日記



印象に残ったパフォーマンス



他に印象に残ったパフォーマンスを思いつくままに紹介すると、まずはのんべさんこと蔵重智さん。以前にMM会ともコラボした前田さんの勉強会、B-CLOCKでインプロの講師をされた方。

コーヒーにこだわりすぎるカフェのマスターをネタにした一人芝居。起承転結、音楽に合わせて激しくコーヒー豆をする様は非常に印象的でした。




この一年半弱で東京の言葉を使ったパフォーマンスのランキングを一気に入れ替えた猫道さんはオリジナルの詩終わらないオセロをもとにした作品を見せてくれました。

マンホールはおはじきだという比喩は非常に印象的でしたが、彼のすごいのはパフォーマンスの作り込みです。
躍動する動き、大きくあける口、発声によってバックのミュージシャンの音を作る様。襲いかかるような猫背。身体に無駄がない。

12月30日に渋谷のBAR SAZANAMIで彼は今年最後の企画イベント、猫道節を行います。写真撮りとしてとても楽しみです。

送信者 091221 開口一番 thumb





他にも医者の東吾さんのパフォーマンス。彼は病棟の中の出来事を虚実折り曲げて語るパフォーマンスでした。短い時間で伝えるために必要以上に震わせている両手がとても印象に残りました。

服部剛さんの詩は今年一年で一番変わったんじゃないかと思います。宮沢賢治のさまざまな作品をモチーフに祖母の死を振り返る作品は音楽と合わさることで賢治のオホーツク挽歌のようでした。


守山ダダマさんはとものさんの詩を朗読したのですが、ダダマさんのプレイの中で一番いいものでした。

送信者 091221 開口一番 thumb


過去に秩父武甲書店に来てくれた新納新之助さんは本当にかっこよくて朗読のすべてを心得ているようでした。

送信者 091221 開口一番 thumb




で、私はというと



今回の開口一番はとても自分のパフォーマンスに反省させられました。
今回はお題を頂いて即興詩をしました。
お題は「タワー」と「重鎮」でした。
中途半端でした。自分がはっと驚く語彙も飛び出さなければ
歌も歌いきれない非常に薄っぺらな自分を感じました。

この日パフォーマンスしたDice-Kさんのように一人ひとりの演奏者を盛りたてるプレイもできないし、猫道くんみたいに飛べないし、せっかくポエトリータワーという称号を頂いたにもかかわらず背の高さを使えないしと考えているうちに泣きそうになりました。
思えば今年一年さまざまなことをしたのですが、私自身の作品作りの面では非常に低迷した一年半だと感じていました。

>> 一年半前の僕の作品

いろんなイベントに参加していて自分の時間が撮れていないからだとずっと思っていました。

でも、イベントを開始し、いまはヒエさんに譲っているSwing-Oさんにパフォーマンスについて相談したら全く違う答えが返ってきました。
きちんと答えていただき涙が出そうになりました。

Swing-Oさんがおっしゃったのはこういうお話です。

○薄いと感じる理由は、自分の中からネタを集めきっていないということだ
○毎回自分の限界にチャレンジする。
○続けるためにやるんではだめだ

時間がないことは理由にならず、ただ本当に自分を律していないことが自分の薄っぺらさを作ってると知りました。

Swing-oさんの話から学んだのは
「自分のパフォーマンスのよしあしを評価する基準自体も自分の中にあること」

「自分は自分にできることしかできないこと」

「自分のパフォーマンスは自分の中からでるということ」

「一回一回チャレンジすること」

「朗読し続けるではなく限界にチャレンジし続けること」

「自分の限界を超えるために、きちんとパフォーマンスの前に自分の中にあるものを集めること」

です。私はこの五つぐらいしか学べてませんが、後になって響いてくる言葉だったと思っています。

きちんと練習し、詩を写して体の中に言葉の多彩なリズムをたたき込み、尊敬するべきところは尊敬しよう、自分をもっと肯定しようと思わせてくれる言葉でした。
ありがとうございました。




次回の開口一番はは2月22日です。
実は二次会で大袈裟太郎に才能がどうのこうの実力がどうのこうの言われて、テキストの書き手として非常に憤慨しているので捲土重来を期したいと思います。

>> 開口一番サイト


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