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マルクス・アウレリウス『自省録』 

2010.01.16 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加




1月14日が誕生日でした
お祝いメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。

14日は朝からReading-labでした。本の紹介をする会です。私は、マルクス・アウレリウス帝の『自省録 (岩波文庫)』を持っていきました。
マルクス・アウレリウス帝はローマの五賢帝の一番最後の一人。グラディエーターでおなじみのコンモドゥスの父にあたります。

マルクス・アウレリウス帝は、陰謀や暗殺によって皇帝になった人の多いローマ帝国の歴史の中で数少ない無事に皇帝になることのできた人です。

しかし、マルクス・アウレリウス帝が皇帝になった後、ローマ帝国は異民族の侵入や飢饉、反乱の発生など混乱の時代を迎えました。彼自身、ローマではなく遠征先のウィーンで亡くなっています。

マルクス・アウレリウス帝は皇帝であると同時に、ストア派哲学の研究者でもありました。

『自省録』は彼が折に触れて書いた人生のふりかえりのノートの断片を、死後になってまとめたものです。

組織の中で昇進を重ね、最高の地位になってからは激戦の中を生き抜いた彼の人生を考えると、『自省録 (岩波文庫)』は人とのつながりの中で育つことの重要性を学びがあるのだと思います。
ここに書かれた多くの反省はローマ皇帝も悩みながら偉人になったのだと知ることができる絶好の資料です。

経営をされたり、独立をされた方は学ぶところが多いように思います。

たとえば、第五章。
明けがたにおきにくいときには、つぎの思いを念頭に用意しておくがよい。「人間のつとめを果すために私は起きるのだ。」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしにいくのを、まだぶつぶついっているのか。「だってこの方が心地よいもの」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、いったい全体君は物事を受け民経験するために生まれたのか、それとも行動するために生まれたのか。小さな草木や小鳥や蟻や蜘蛛や蜜蜂までがおのがつとめにいそしみ、それぞれ自己の分を果して宇宙の秩序を形作っているのを見ないのか。


おそらくこれを書いたときマルクス・アウレリウス帝は本当に朝起きれなかったのだなと思います。
だって自省録は公開する予定のなかった本だったので、「君」¥というのはおそらく彼自身のことをさすに違いないから。

それでも会議には出なければいけないし、敵は進撃してくるのです。
皇帝はがんばって仕事をしました。

そして寝る前、眠気が皇帝としての義務感を上まわったことを彼は反省をして、仕事が終わったあとに反省文を書きます。まるで「天使の自分」が「悪魔の自分」に言い聞かせるような文章です。

日本語で原稿用紙で5枚弱を彼は朝起きれなかった自分を奮い立たせるために使っています。

かなり低血圧だったに違いありません

このあとこの項目は続きます。

「しかし休息もしなければならない。」それはわたしもそう思う。しかし、自然はこのことにも限度をおいた。同様に食べたり飲んだりすることにも限度を置いた。ところがその限度を超え、適度を越すのだ。しかも行動においてはそうではなく、できるだけのことをしていない


さらに続きます。

結局君は自分自身を愛していないのだ。もしそうでなかったならば君はきっと自己の(内なる)自然とその意志を愛したのであろう。

(中略)

上に言った人たちは熱中すると侵食を忘れて自分の仕事を捗らせようとする。しかるに君には社会公共に役立つ活動はこれよりも価値のないものに見え、これよりも熱心にやるに値しないもののように考えられるのか。


最近わたしは非常に朝が弱くなり、布団の中で毎朝30分すごします。実は今日は1時間過ごしました。

しかし、マルクス・アウレリウス帝の反省を読むとわたしにとっての「人間のつとめ」とは何なのかを改めて考えさせられます。
強い気持ちを持って机の上に向かわされます。

今年一年は、気持ちだけはマルクス・アウレリウス帝に負けないよう、自分のことを考えて努力したいと思います。

第7章59節より

自分の内を見よ。内にこそ善の泉があり、この泉は君がたえず掘り下げさえすれば、たえず湧き出るであろう






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