マインドマップを作るペンとしてジェットストリームの使い方を考えてみる

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。大晦日にブログをつくったため、
本当に今年もよろしくおねがいしますとかけて光栄です。
新年早々、書き初めをしました。
毛筆は絶対に使わないことは分かりきっていたので、
硬筆で行いました。
それだけでは芸がないので今年は道具も心機一転
本田直之さんの「レバレッジ勉強法」などで「世界一使いやすいボールペン」として紹介されている三菱鉛筆の「ジェットストリーム」の楽な使い方と、ボールペンで書写をすることについて考えてみました。
これを考えたきっかけはマインドマップを書くときに文字の書き方について何度か注意が出ていたためです。
●文字はできるだけ水平に書く
文字は水平に書いた方が脳が理解しやすい。線も同様で、できるだけ水平に描けば、マインドマップが見やすくなる。線の角度は45度を越えないようにしよう。
---トニー・プザン/バリー・プザン「ザ・マインドマップ」
3 楷書で書くこと。のちに読み返すときのために、楷書のノートの方がより視覚に訴え、はっきりと読み易く、理解しやすい。(以下略)
---トニー・プザン「頭がよくなる本」(強調は筆者)
長い間、私は理解しやすい文字で書けば思考が理解しやすいのだと考えていました。しかし、ここにももう少し深い意味があるのではないかという示唆がありました。
「文学界」2007年11月号〜2008年1月号にかけて連載された書家の石川九楊先生による論考です。
高村光太郎と宮沢賢治という日本の詩人の直筆原稿に書かれた筆跡の分析です。
箇条書きでポイントを挙げていきます。
●書は、筆尖と紙(対象)との関係に生じる力のやり取り、筆蝕の劇であり、世界(対象)に対する作者のふるまい方の如何を明示するのみである
●その作者が表現した思想(と呼ばれる意味世界)や言葉でつくりあげた具体的な筋書きに込められた意味を示すことはできない
●一点一画を書き進む微細な作者の振る舞いそのものは、残された筆跡から、如実に再現することができる
●筆触は、社会や場のあり方とは関わりなく、あるいはそれ以上に、社会に対して発する作者の声であり、叫びであり申し立てである。
----石川九楊「造詣と啓蒙 ―高村光太郎の文体史ノオト」より
(文学界「平成19年11月号」掲載)
つまり、自分が書いた文字の形が、書いた瞬間における思考の流れを提示しているとのことになります。
マインドマップのように色違いや線の太さ細さを使う思考方式では、書のように瞬間瞬間を切り取る腕が必要なのではないか、という連想ができます。
今回書き初めに選んだテクストはポール・エリュアールの「自由」です。
ナチスドイツに対する抵抗詩で1942年に書かれています。訳は安東次男です。
選んだ理由としては、
- 詩がよい
- まだ写した事がない
- ある程度の長さがある(4行×22連+1行の89行)
- 同じ言葉による繰り返しが多い(最後の2連を除き、最後の行は「ぼくは書く おまえの名を」で終わります)
写しはじめてみると、三連目の時点で、「ぼく」の字の大きさが違うのに気付きました。
もう二連続けると、紙がすべり過ぎるせいだということに気付きました。
紙を2枚下に置くとやっと安定して書けるようになったのですが、
筆圧の強さから時折インクが紙ににじむなどの障害が起きました。
ただ、筆触というのはインクのにじみとは無関係なのでこれは無視させていただきました。
そして終了。
ジェットストリームを使うときには必ず柔らかい下敷きを使いましょう。という単純なことがわかって今回は終了です。
写真は私の拙い筆跡。。。。

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