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いい詩集を日曜に買いました 

2008.05.28 この記事をクリップ! このエントリーをはてなブックマークに追加

日曜にいい集を買いました。

イギリス在住の人、南川優子さんの『テートモダンの一年』という集です。

ヤリタミサコさん主催の神保町ポエトリーリーディングというイベントにゲストとしていらしていたので買えたのです。

集の舞台はイギリスのテートモダンという20世紀以降の美術作品を収蔵した美術館です。
テートモダンに展示されている作品から受けた印象から一年間かけて作られた十篇のが掲載されています。
600円で、今彼女のページをみたら、この中ののいくつかが掲載されているのですが、それでも買ったかいがあったと電車の中で思わされます。

例えば

ダン・フレヴィンの『1963年5月25日の対角線』という青い対角線に置かれた蛍光灯の作品にインスパイアされた『光』という作品。

太陽の寿命が尽きてしまった町で人びとが一本だけ配給された蛍光灯を栽培するというイメージの詩です。
庭に植えると成長していく蛍光灯を粘りづよく描いている作品で、

今日も
庭の蛍光灯の色が
濃くなる
自分が育てた光で
ズボンのすそをかがってみたく
庭に裁縫箱を持ち出し
地べたに腰を下ろし
縫った
それから
泥が服にしみていくのも
忘れて
イワシを皿に積み
光の下で
手開きにした


というところのイワシを手開きにするあたりがとても臭いのあふれる描写だし、

最後の節で
ぐらつく光の前に ひざまずき
枯れませんようにと
祈る


といったところは蛍光灯の光だとしっていても、神の光だと感じます。
(たぶん親子愛に近い光なのでしょうか)

詩集全体として、シュールレアリズムの影響がかなり色濃いのですが、
作品の中の現実にある生活と触れ合っている部分がいいのです。
シュールレアリズムは緻密であればあるほど、
現実と夢との境目がわかっていいとおもうのです

興味のある方は南川さんのWEBページ「そふと」の「詩」の項から読んでください。ごちそうさまでした。


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